20180910
よくわからんが、今ならキーボードに指を走らせると心地よい文章を書くことができる気がする。
ので、徒然と書いてみる。
自分自身は今、人生の問い直し期にあると思う。
これまで何度かブログの中でも振り返ったけど、これまでレスリングに取り組んできて、大学院という新しい環境に飛び込み、喰らいついて喰らいついての今。
周囲との対比抜きに、本当に必死でやったな、という感想。
行動し続けたこの一年半と比べて、そんな一年半を振り返り続けた8月は少し物足りなかったけど。
--------------------------------------------------
結局のところ、青年期ということに落ち着くんだと思う。
■青年期の課題と自己形成
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/radio/r2_rinri/archive/rinri_04.pdf
青年期における重要な発達課題の一つは、アイデンティティの確立や達成
である。アイデンティティの確立のために重要なことは、まず自分なりの考え方や価値観、人生観をもつということである。
自分のルーツである沖縄の歴史を学習したこと、死生観や魂、哲学について勉強したこと、自分の事業の理念やビジョンを建てようと試みたこと..。
青臭いことを承知で書くと、「なぜ生きるのか」を考えていたんだと思う。
青年期の課題と自己形成の文献を漁ってみても、正に、という感想。
なぜ大学院で学んでいるのか、なぜレスリングを頑張ってきたのか、なぜ自分で事業を興したいのか。
現状の答えを自分で書くとすると、「誰かの目標になる人間になる。」かな。あまりしっくりこないけど。
具体的には、
「感謝の気持ちを忘れず、今の自分にできる最大限の力を発揮できる人間でありたい。その過程や結果を通じて出会える仲間を大切にし、仲間と共に喜び合うことができる、そんな人生を描き、実現していきたい。
一度限りの自分の人生を成り行きや運に任せるのではなく、自分の選択と決定によってつかむ、自分だけのストーリーとして築いていきたい。
単に自分一人の人生ではなく、先人の歴史を後世に繋ぎ、後世の目標となる生き方を残したい。」
バリバリ青臭いしバリバリ恥ずかしいけど、率直に書くとこんな感じ。
これはしっくりくる。
なぜこんな生き方をしたいのか、をこれから考えていきたいところ。
ここの、自我同一性の確立という項に、
時間的な連続性(一貫性)
過去・現在・未来を通して変わらない自分である確信
という記述があるけど、8月に自分がやっていたことはこれだった。
家族や学校の先生に受けた影響、スポーツを通じて形成された人格、自分の感情がポジティブに振れた瞬間/ネガティブに振れた瞬間、なぜレスリングを頑張っていたのか、なぜ大学院に入ったのか、なぜ自分で事業を興したいのか、なぜ生きるのか。
自分の人生を振り返りまくった一か月だった。
単に時間的な連続性の中で一貫した自分を見出すというよりは、歴史というもう少し長い時間軸で自分の立ち位置を考えたかな。
自分のルーツ、琉球・沖縄。たった2世代上に起きた沖縄戦。島全体が砲撃を浴び、焼き尽くされ、県民の4人に1人が死んだというリアル。祖父、祖母の家族も死んでいるし、祖父、祖母が生き残った奇跡。そこから70年かけて築き上げられた平和と豊かさの上に立っている自分の命。愛情たっぷり注いでくれた両親。一緒に育った兄妹。生き方の指針を示してくれた先生方。24年間で出会った友達・仲間。
歴史の中での自分の立ち位置と、これまでの人生で自分が得たもの。
こんなこと言うのもなんだけど、これほど恵まれた人生はないと思う。
その命を使って何ができるのか。
答えはないけど、一生懸命考えた8月だった。
この2年間は「考え方の基盤を作る2年間」にしようと思っているけど、気づけば「生き方の基盤」を再構築する2年間になっているのかもしれない。
まだ8月気分だけど、既に9月も10日目。3分の1が終わり。
生き方に向き合うのはこの辺にして、目の前の課題に向き合っていかないと。
---------------------------------------------------
心地よい文章が書ける気がする。と思って徒然書いてみたけど、心地よい文章が書けたというより、書いてて心地よかった。
なんとなく、過去の自分に読ませたい。小6、中3、大学3年・4年の頃の。
24歳、相変わらずで頑張っています。
それぞれの頃の自分もがんばれ~!未来の自分も!