よなハック

【挑戦と変革に共に立ち向かう】徒然と書いてます。

わたしもがんばります。

20180917


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本日は大学院の第2回中間発表でした。

 

半期ごとに行われるこの中間発表。

研究科内で個々人が研究の進捗報告を行います。

 

 

半期目:テーマ発表

1期目終了時:第1回中間発表

1期半終了時:第2回中間発表※今回

 

 

 

私は現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科にて、「大学スポーツチームにおける選手間集団凝集性システムの設計と評価」をテーマに研究を進めております。

 

※集団凝集性=チームのまとまり。凝集性には、目標への凝集性と、情緒満足への凝集性の2つがある。

 

この集団凝集性はパフォーマンスと強い関係があることが先行研究で明らかになっており、集団凝集性を選手間で高めるためのシステムを設計開発するのが私の研究です。

 

 

なぜ選手間かと言うと、大学スポーツは選手主体の運営で成されているケースが多いから。文部科学省が平成30年に行ったアンケートでは、大学運動部活動の約60%が指導者と雇用契約を締結していないとの結果も出ています。

 

選手主体の運営で、主将やキャプテンといった選手内のリーダーが試行錯誤を重ねている大学スポーツの現状において、汎用性があり安定して集団凝集性を向上させるアプローチが必要なのでは!!

 

という問題意識から、この研究に取り組んでいます。

 

実際、これまでの調査から目標設定や動機づけ、啓発といった介入が集団凝集性を向上させており、総括して内発的動機づけによるアプローチが集団凝集性を高めると考えています。

 

 

では、いかに選手間で内発的動機づけを相互に行うのか?

 

ここが私の研究の面白いところ。

 

価値工学の分野で扱われている手法を応用することによって、選手間で内発的動機づけを高め合うということを実現できるという仮説の元、システムを設計中。

 

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という発表を行い、研究科内の先生方にフィードバックを頂いたのでした。

 

 

次はいよいよラスト。

2月の修了審査会。

 

 

ここから研究もラストスパートです。

 

頑張っていきたい。

 

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夜は神武研究室の送別会でした。

修士課程、博士課程ともに神武研究室から最優秀学生が選出されたとのこと。非常におめでたい!!

 


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わたしもがんばります。