20180318
起床後、朝ごはんを食べて身支度を整え、溜池山王へ。
今週は、専修大学レスリング部の恩師であり、衆議院議員の馳先生の元でインターンシップです。
本日は、事務所のお仕事のお手伝い。
仕事の内容はどこまで書いていいのか分からないので詳細は書きませんが、色々勉強させて頂いて本日思ったこと。
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いじめについて。
いじめの防止、または、いじめが発覚した後の教員・学校・保護者の対応について様々な意見がありますが、私個人としては、いじめが起こる時系列と環境が気になるところです。
いじめが起こり、自殺に繋がるまでの時系列を考えてみると、
1.クラス決め
2.クラス内でのグループの形成
3.グループに馴染めない等の何らかの理由でいじめが発生
4.いじめが発覚し、教員や保護者から加害生徒に対して対応
5.いじめの解消
6.いじめが解消されない場合、不登校や自殺といったケースに繋がる
という時系列かと思います。
多くの場合、いじめの対応は、いじめが発覚した後に、いじめを解消するべく大人が尽力するものかと思います。
しかし、いじめが解消されないと、被害生徒にとっては逃げ場がないだけになってしまう。
何故逃げ場がないかと言うと、「クラス決め」という制度によってクラスが固定されているから。それに加えて、学校教育には社会的な能力を育てる目的もあるため、協調性が求められる。
クラスが固定され、クラスの中で協調性が求められる一方で、協調することが難しい生徒がマイノリティとしていじめの被害者になってしまう。
クラスが固定される故に、逃げ場がない。ということが、不登校や自殺という問題を産んでしまっている気がしないでもない。
日本の公教育の現場には、いじめから被害者が逃げられる環境がないのかな、と思うところです。
クラスが固定されていないからか、大学でいじめ、とかあんまり聞かない。
サークルや部活などでいじめられたとしても、自分の意思でやめられる。
公教育はやめられない。そして、逃げ場がない。そこはしんどいかな、と思います。
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そもそも、なんでいじめは起こるのか。
人間という動物は、群れを作って繁栄してきたからこそ協調性に敏感で、協調性がない=コミュニティの存続にとって害とみなして、協調性がない種を攻撃してしまうのか??
そういった意味で、いじめられる人と、いじめられない人、いじめる人の人間的気質は関連性があるのか。
自殺が起こる要因というのは、コミュニティの存続に自分自身の存在が必要ないと、過度に感じることだというのも何かの文献で読んだことがあります。
いじめの被害者が自殺に至るのには、いじめによって自分自身の存在意義がない、と感じてしまうからか。
なんでいじめが起こるのか、そこを解明して、いじめ防止の教育をしていく必要があるのでは。
等々思いました。
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いじめに関して一つ気になるのは、いじめが発生するクラスと、いじめが発生しないクラスの違い。
個人的には、担任の先生によって違う気がする。
いじめにしても、学級崩壊にしても、担任の先生の力によって、抑制出来るかどうかってあるのでは、と思うところ。
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いろいろ考えてみましたが、もっと色々考えている人がいると思うので、文献とかにあたってみたい。
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夜はUNIVASの発足式に参加。
UNIVASは、日本版NCAAの設立に向けた組織。
大学スポーツの活性化を組織的に行っていくとの事。
キーワードは、スポーツを行う上での安心・安全。
指導者のブラック体制なども大学スポーツの課題かと思いますので、これを機に大学スポーツの環境がさらによくなればいいなと思うところです。
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終了後、帰宅。
青年海外協力隊でセネガルに行っていた魚住先輩からノートを預かっていたものの、私が持ち帰ってしまったために最寄り駅まで取りに来て頂く。
そしてご飯を一緒に食べました。
3年ぶりに色々話したのかな。
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という感じで、インターンシップ1日目終了です。