よなハック

【挑戦と変革に共に立ち向かう】徒然と書いてます。

今まで知らなかったよ部落差別

20190505

 

こんにちは。

0504に広島県福山市にある人権平和資料館に行ってきました。

 

展示の内容は、特定の地域で食肉加工や革製品の制作・靴の制作に携わっていた人が差別されていたこと、その差別と闘ってきた歴史。

 

「えた・ひにん」という言葉は小学校か中学校で習いましたが、差別されていた、ということだけ教わっており、「なぜ差別されていたのか?」を習っていなかった記憶。

 

人権平和資料館でも「部落出身ということで結婚を反対された若者が自殺した」などの史実はありましたが、具体的にどのような差別があったのか、差別をする側がなぜ差別をしているのか、差別をされる側がなぜ差別されるのか、そもそも「えた・ひにん」とは何か。「同和地区」とはなにか。

 

日本の部落差別についての知識が乏しいことに気づきました。

 

というわけで、岡山→東京の電車・新幹線の道中、日本の部落差別についていろいろ調べました。

 

特に勉強になったのはYoutubeにアップされていたこちらの動画。

 

部落差別の現在 1991

 

この動画は1991年にテレビで放映されたものですが、被差別部落故に土地の値段が半額で買い上げられたり、関宿小学校を移転するとなった際に移転予定地が被差別部落であったことから住民の反対が起きたり、被差別部落出身というだけで「まともに結婚して生活できると思うのでしょうか?」という手紙とカミソリが送られてきたり、自分の想像を超える差別の具体的事例が見えてきました。

 

特に印象的だったのは、「被差別部落出身者の気持ちは、被差別部落出身者とその差別を受けてきた者にしかわからない」という言葉。

 

正直言って、私がその気持ちを理解するに至るにはまだまだ勉強が必要だと思います。

 

ここで少しまとめ。

 

Q.部落差別とはなんなのか?

→江戸時代ごろから、士農工商、という武士を頂点とする身分制度の考え方が広まった。動物の死骸を加工する、工芸品を製作する、遊郭で働く、などの人々を特定の地域に住まわせた。動物を加工する人々を穢(けが)れているとし、その特定の地域の人を穢多・非人と呼んだ。そして、その地域に住む人を差別するようになった。

 

コメント・・・食肉加工にせよ、革製品の制作にせよ、動物を加工して扱う仕事は異臭を発するため特定の地域に移動させた、という理屈はわかるが、竹細工などの工芸品を製作する人々まで特定の地域に住み、そこに住んでいるが故に差別されてきたのかはなぜかはわからない。これから調べる。

 

Q.同和地区とは?

→同和地区とは、被差別部落を表す行政用語。「被差別部落」≒「同和地区」

 

コメント・・・なぜ同和、と呼ぶのかがわからん。由来を知りたい。

 

 

食肉加工や革製品などに携わる人々の存在は、私たち生きていく上で欠かせないと思います。それらの人々がなぜ差別されてきたかというと、「動物を殺す、その死体を加工する」ということが汚らわしいから。という意味のわからない理由なわけです。現代における部落差別も、あそこの地区出身者は昔から汚れている、という思考停止の差別が行われている模様。

 

全然意味がわからない。。

 

上にあげた動画の中にもありましたが、食肉加工場や下水処理場を小学生が見学する際に、教師が児童に「くさいと思ってもくさいと言ってはいけません」などの指導をするのではなく、「自分たちが生きていくうえで必要な職業に携わる人たち。その仕事が『くさい、汚い』と言われたらどういう気持ちになるかを考えてもらう、そういう教育をしてほしい。」というのは正にその通りだと思います。

 

 

何気ない一言や、汚い・臭い、というイメージがどれだけ人を傷つけるか、そしてそれがいかに差別に繋がっていくか、ということを教育していく必要があると思います。

 

「えたひにん」という身分の人は差別されていました、しか習ってない記憶がある。

 

そもそも沖縄には部落差別がないのかもしれないが。

 

というわけで、部落差別についてわからないことがわかったので、これから勉強していきたいと思います。

 

おしまい!