20210319
金曜日夜です。
今週もあっという間に一週間が終わり。
気付けば2021年も3ヶ月が過ぎようとしております。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日は、表題の通り「成功と幸せは分けて考える。成功も幸せも自分で決める。」というお話。
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「成功したい」「幸せになりたい」
と、誰しも思うことはあるでしょう。
ここで、成功とは何ぞやを広辞苑で調べてみます。
【成功】
①目的を達成すること。事業などをなしとげること。「大陸横断に―する」「―をおさめる」↔失敗。
②転じて、地位や富を得ること。「―者」
③事業を成就した功績。
また、幸せとは何ぞやも。
【幸福】
心が満ち足りていること。また、そのさま。しあわせ。「―を祈る」「―に暮らす」「―な人生」
(「幸せ」では出てこなかったので「幸福」を調べました。)
上記から分かることは、
・成功するには「目的」が必要。
・幸せになるには、心が満ちたりていることが必要。
ということ。
また、成功してもせずとも、心が満ち足りていれば幸せということ。
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広辞苑云々は抜きに、自分自身、「成功と幸せは分けて考える。成功も幸せも自分で決める。」を実践しています。
「成功と幸せは別物だな〜」と思い始めたのは、高校生くらいの時。
当時は、有難いことに、レスリングでインターハイ2連覇、国体3連覇などの成績をおさめることができておりました。
しかし、オリンピックを夢見ながら、常に上を目指す、常に次の大会のことを考える。そんな毎日は、成功はしていたけど、心の底から幸せではなかったように思います。(日本一になっても「嬉しい」と思うことはほとんどなく、「優勝できてほっとした」という感想をいつも持っていました。)
高校3年時の2012年にロンドン五輪があり、吉田沙保里や伊調馨などのスーパースターがオリンピックを3連覇したのを見て印象的だったのは、優勝後のインタビューで、「4年後に向けては?」と聞かれていたこと。
優勝を讃えられるのは一瞬。優勝直後から、4年後に向けて多くの人々の期待を背負う。。。
「これはしんどいな〜」と思ったのを明確に覚えています。
(閑話休題)
レスリングをやってて良かったな、と思うことの一つは、自分の成功と幸せを分けて考えられるようになったことです。
「オリンピック金メダル」という目標に向かって努力を重ねた結果、15回日本一になることができましたが、個人戦で嬉しかったのは1回目の日本一だけのような気がします。あとの14回は「優勝できてほっとした」。
また、もしオリンピックで金メダルをとっても、すぐ4年後の期待を背負ってしまうのか〜、と感じたことも自分自身の価値観ですね。
一方、団体戦での全国優勝は嬉しくて涙が止まらないほど嬉しかった。
この時に「皆で何かを成し遂げ、喜びを分かち合うこと」はこんなにも嬉しいのだな、と自分にとっての成功を明確に捉えました。
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また、大学院で出会った盟友、本坊健一郎くんの影響も大きい。
彼は常々「自分の価値観を満たすためにあれこれやって行けば良いんだから、人と競うことは無いよ。」的なことを言ってました。
大学卒業時にレスリングを辞めて大学院に進んだものの、レスリング時代のマインドセットが抜けておらず「学力でぶち抜くぞ」と血気盛んに周囲との競争意識を持っていた私に対して、
「自分の学びのために大学院まで来てるんだから、競っても仕方ないよ。自分の学びたいこと学ぶ、研究したいことを研究する、チャレンジしたいことにチャレンジすることに価値があるんじゃない?」的なことを言っていました。
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長くなりましたが、成功するには、「成功するぞ〜」と血気盛ん何かをやろうとする前に、「何が自分にとっての成功か」を明らかにすることが大事ですよね。
というお話。
また、成功したら幸せ。ではなく、成功してもせずとも、自分が満たされていれば幸せ。成功しても自分が満たされていなければ幸せにはなれない。
というお話。
幸せに関しては、自分自身も忘れがちですが、やりたいと思っていた仕事が出来ているし、会いたいと思った人に会えているし、日々充実感を感じる出来事も多々あるし、意識してみれぱ充分幸せなんですよね。
何が成功かは自分で決める。
幸せになろうとするのではなく、自分が満たされていることに気づく。
「成功と幸せは分けて考える。成功も幸せも自分で決める。」というお話でした。おしまい。
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考えたきっかけは、今朝聞いたこちらのラジオより。
#337 振る舞い方、扱い方、関わり方、シルエットの作り方 - ジェイ / 事業開発セールス Rockets CSO https://voicy.jp/channel/968/137960#Voicy
元ネタはこちら。
所さん成功する方法を聞く。【前編】幸せとは。運転手いないわけ。アメ車とは。100年後を見据える
説明は割愛。
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