20210415
こんにちは!
人生、しんどいことは色々ありますよね!
私自身もしんどかったことは色々ありますが、最近モヤモヤしていたことがあるので書いてみます。
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過去のブログ(下に貼っておきます) で、
高校3年時の2012年にロンドン五輪があり、吉田沙保里や伊調馨などのスーパースターがオリンピックを3連覇したのを見て印象的だったのは、優勝後のインタビューで、「4年後に向けては?」と聞かれていたこと。
優勝を讃えられるのは一瞬。優勝直後から、4年後に向けて多くの人々の期待を背負う。。。
「これはしんどいな〜」と思ったのを明確に覚えています。
と書きました。
結論から書くと、今回の「しんどいかったこと」は、
・自分の目標を達成した直後に他人に次の目標を求められること
・自分の目標が達成できない時期が続いている時に、他人にそれを指摘されること
です。
私も1レスリング選手として、人生懸けてオリンピックを目指していた身分です。大学1年次には新人戦2階級優勝。大学2年次には、インカレ優勝、と順調に戦績を重ねていました。しかし、大学3年次に肩の怪我をしました。怪我の具合が中途半端だったため「痛いけど休むほどではない」と練習を休みませんでした。そうすると、同じ箇所の怪我を繰り返してしまい、自分のパフォーマンスが60-70%の状態を9ヶ月ほど続けてしまいました。
当時は「休む」「治す」という考え方ができず、「これくらいの怪我なら問題ない」「これくらいの怪我で休んでいては強くなれない」と練習を続けていたのを覚えています。一方、大会では勝てない時期が続き、「こんなに努力しているのに結果が出ない。」と焦燥感に悩まされていたのを覚えています。(今思えばパフォーマンス60-70%なので結果が出ないのは当たり前なんですが。。)
そして、結果が出なくて思い悩んでいた当時に、SNSで親友とも呼べる友人から「結果を出して沖縄に帰ってこいよ」というコメントをもらいました。
友人に悪気が無いのはわかりますが、当時は許せなかったですね。多分涙が出たんじゃないかな。「結果が出ない。それは誰よりも自分がわかってる。しかし、自分としては結果を出すために必死で努力してる。こんなに努力もしてないお前に『結果を出して帰ってこい』と何故言われなきゃいけないのか。結果を出さなきゃ沖縄に帰っちゃいけないのか。」とかバカクソバッドマインドになってましたね。
それが本日の表題のしんどかったことです。
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まあアスリートの宿命なのかもしれません。常に他人から「次」を求められることは。
しかし、自分自身は上記の経験がある故に、アスリートに限らず、誰かの活躍や目標達成に対しては「心から祝福すること」「次を求めないこと」を心がけています。心がけるというか、信念に近いものがあるかもしれないです。
一方、最近はオリンピックの予選の時期。各競技でアスリートが五輪内定を決めたニュースが多々入ってきます。
そこに対して「本番でも金を!」「五輪に期待しています!」等々、次を求めるコメントが非常に多い印象。正直、他人に求める前に自分が頑張れよ、と違和感を感じています。
それが、冒頭に書いたモヤモヤしていること、です。
まあ、思想は人それぞれなので、「本番でも金を!」「五輪に期待しています!」も応援なのかもしれませんが、私からしたら単にプレッシャーをかけているだけに見えてしまいます。
応援なら、「五輪もがんばれ!」や「応援しています!」で良いだろうし、その前にまず「おめでとう!」だろ。というモヤモヤです。
以上、「しんどかったこと」についてでした。
おしまい!