よなハック

【挑戦と変革に共に立ち向かう】徒然と書いてます。

人の心を動かすコツは、自分以外の誰かをヒーローにすること

大学4年生という肩書きを意識しはじめたからか、

最近読書にハマっていまして、

今日はこの2冊の本を読んでいます。


f:id:ryuta-wrestling:20160813004419j:plain


・TEDトーク~世界最高のプレゼン術~

・世界で活躍した8人が明かすトップアスリートの創り方



TEDの本の中で、

「自分以外の誰かをヒーローにすることが、人の心を動かすストーリー作りのコツなのです。」

という一文があります。

これには非常納得しました。

なぜなら、TEDのトークでは心動かされることが

多々あったからです。

私自身、6月に母校に教育実習に行った際、

担当したクラスへのお別れの挨拶で、

一生懸命頑張ることが大事だ。

という話をしたのですが、

生徒はいまいちピンと来ていないようでした。

そのピンと来ていない感覚は、

今、トップアスリートの創り方という本を読んで、

自分自身が感じているものと同じだと思います。

このピンと来ていない感覚の原因は、

自分自身をヒーローにして話しているから、

だと思います。

トップアスリートの創り方には、

「夢を口に出すことが大事だ」

「超ポジティブシンキングで挫折を乗り越えた」

とか書いてあるんですけど、

それが良しとされるコミュニティに属していたからできたことだと思うんですよね。

家族なり、指導者なり、学校の先生なり、

所属しているコミュニティの大人が、

それを応援してくれる環境があったのだと思います。

それをあたかも自分はこうやって乗り越えた、

って語るのは、

読者との隔たりを作ってしまうのではないでしょうか?

なぜなら、トップアスリートになりたいと考え、

この本を手に取った読者に、

その環境が与えられているとは限らないからです。


「小学校の文集にオリンピック金メダルと書いたから、オリンピック金メダルを実現できたんです。」

って簡単に書いてますけど、

周りの大人がそうすることを褒めてくれていたのではないでしょうか?

もし、それが馬鹿にされたり、

難癖つけられたりするような環境にいる子は、

大きい夢を掲げるのは難しいですよね。


なにが言いたいかと言うと、

教育実習の反省をこの2冊の本を通してしているってことです。

親が応援してくれたから、

恩師の存在が大きかったから、

良いチームメイトに恵まれたから、

僕はがんばれた。

皆も先生の言うことの意味を汲んで、

信用できる大人に夢を語り、

お互いに高め合える友達を大切にしてください。

そうすれば、きっと、

自分がなりたい大人になれるはずです。

なぜなら、私が今こうして皆の前に立てているのも、

周りの人々によってここまで成長させてもらえたからなのです。

みたいな感じで語ればよかったな~って。

自分が自分がって、

なんか自分をヒーローに、

ストーリーの主人公にして、

努力することを生徒に促してしまったからな~。


今後の人生で、

公の場で話す時は、自分以外のヒーローに感謝しながら話すということを、大切にしていきたいです。