よなハック

【挑戦と変革に共に立ち向かう】徒然と書いてます。

無分別/分別過多

20180716


こんばんは。ガッツマンです。
(今日は子供向けワークショップを実施。その際のニックネームがガッツマンでした。)


本日も濃密な一日。
そして気持ちが晴れやかになりました。

いろいろとタスクを抱えていると、どこか落ち着かないというか、不安が付きまとう。


本日はワークショップ、研究発表とこなして気持ちが晴れやかに。


SDMの皆さんは激タスク抱えてると思うのですが、セルフマネジメントとか、気持ちの整理とかどうしてるのでしょうか、、。

これから様々な業務を並列に走らせるスキルがめちゃくちゃ必要になると思うので、その辺りのノウハウを身につけて起きたい。


というわけで、本日の振り返り!


ー本日印象に残っていることー

本日印象に残っていることは、3点。
・「たたき台を作る」という思考
・自己紹介のデザイン
・研究の進め方


「たたき台を作る」という思考に関しては、現在研究のためのアンケートを作っているのですが、アンケート作りってのは非常に奥が深くて。

意外と難しいんですよね。

アンケート作ろう!っていうノリで作れるもんでもなく。


そこに対して自身の中で心理的ハードルがめちゃくちゃ上がっていました。
そして手が止まるというお決まりのパターン。


そうなった時に考えたのは、どうアンケートを作るかではなく、どうやったら自身の中で心理的ハードルが下がるか。


そこで、「たたき台」を作るという発想になりました。


自分に自信が無い目標に対して完璧を目指すと、完璧を実現できない現状と向き合うため、無気力になってしまいます。
※達成目標理論

そういう時にフォーカスすべきは、「自分にできることをどれだけやるか」ということ。
つまり、結果ではなく、過程にフォーカスするということ。


それが、「たたき台」を作るという発想です。


分かってるつもりでも、この手が止まるパターンにはハマってしまうんですね~。


自分の過程にフォーカスし、現状の実力で作成できるだけのたたき台を作成し、それに対して熟達している人からフィードバックを貰うことで、さらにそのたたき台を進化させて行くことが出来ます。


自分1人で悩んで手が止まって、できない、、。となるのではなく、できることを最大限やれば、また次のステップが見える。

「たたき台」を作る。

大事な思考だとおもいました。

ヒクソン・グレイシーも、「今の自分にできることをどれだけやるかが大事だ。」って言ってた。


・自己紹介のデザイン

本日は海の日ということで、海をテーマにこども向けにワークショップを開催したのでした。

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テーマは、
「海の豊かさを守るためのアイデア創出ワークショップ」

大学院の講義であるイノベーションのためのワークショップデザイン論にて、昨年9月からこれまで、人の思考をいかにデザインするか、ということを学んできました。


その成果発表として、学外から参加者を集めワークショップを実施するという取り組み。


実際に思考の流れをデザインして、今までにないアイデアを狙って生み出す、ということには成功しました。

今回の参加対象者は、小学4~6年生。
普段社会人大学院で学習していることを、小学生に取り組んでもらうというのも新たなチャレンジでしたが、楽しく取り組んでくれたようでよかった!!


また遊びに来たい、とのお声かけも頂いて本当に嬉しかった!


ただ、気になったのは、自己紹介のデザイン。


自己紹介タイムでは、自己紹介の項目を
・ニックネーム
・自己紹介

としていました。

自己紹介してね。という自己紹介タイムではなく、ワークショップ全体のデザインに紐付いた、部分としての自己紹介を設計するべきでした。


今では「自己紹介してね」と言われたらベラベラ自己紹介できる僕ですが、小学生の時に、自己紹介してね、なんて漠とした指示で自己紹介タイムが始まると、どうやって自己紹介するか、というのは非常に難しかったと思います。


自己紹介をどうデザインするか。

これからいろいろな場作りをしていくことになると思うので、1つ問を持って学習していきたい。


・研究の進め方
研究の進め方に関しては、やはり「熟達している人に聞く」という作戦はかなりの威力があります。

研究に限らずですが、何事も自分自身が取り組み始めたばかりのことで、成果を出すのは難しい。

なぜなら、どういう順番で何をどうすれば効率よく、効果的な成果を出せるのかがわからないから。

PDCAでいう、「P」ですね。

闇雲に手探りでDoをするだけでは成果は出にくい。

小高さんに密に研究相談をするようになり、かなり研究がグイグイ進むようになりました。ありがてぇ!!

7月にはシステムを設計開発し、

8月で検証を行いたい。

その他にも最近では、マーケティング、法人設立、従業員満足、品質管理、知的財産権、縫製、アンケート設計、研究の論理の組み方、交渉の仕方、価格の設定方法、等々、いろいろな人にコーチング的にアドバイスを頂くようになってから、物事がグイグイ進むようになりました。

また、大事なことは、アドバイスにおんぶにだっこで短期的な改善をかけるのではなく、熟達した人々のやり方をいかに自分の物にするかということ。


残りの258日で、爆速で行動し、爆裂に壁にぶつかりまくり、その都度その分野に熟達した人ならどう対処するかを教えてもらい、自分でやってみて上手くいくかどうかを検証し、何ができて何ができなかったのかを振り返る。ということを繰り返しながら、色んな知見、経験を溜めていきたい。


そうすることで、「システムデザイン」という本質的かつ普遍性の高いアプローチを、分野が変わっても適用できるだけの人間になりたい。



ー本日の学びー
・洗濯漕を掃除すれば人生が豊かになる
・無分別


洗濯槽を掃除すれば人生が豊かになる、に関しては、最近洗濯物の調子が悪かったので洗濯槽を掃除したら洗濯物がいい匂いになった!という話。

定期的に洗濯槽は掃除した方がいいし、去年の今頃もそんなことを書いたなぁ~。

洗濯槽の掃除、マジで大事です。

やりましょう、みなさん。


・無分別

どうしても負けず嫌いな性格だからか、あらゆる面で負けず嫌いを発揮してしまいます。

一昨日、大学院の同期、本坊健一郎と歩きながら帰っていると、「人の濃い薄いって就活とかでよく言われるけど、ちょっと話したくらいで決めつけていいものか。その人がこれまで考えて来なかっただけかもしれないし、これから考えて濃くなるかもしれない。濃いって言う人はたまたま考えることのできる環境にあっただけかもしれないし。これからどうなっていくかはわからない。だから濃い薄いで判断するのは違う気がするんだよな~。」とのこと。


この考え方はまさに無分別だと思います。

Yabõでお世話になっている八田さんがよくお話してくださるのがこの無分別という考え方。

※無分別とは、物事を区別せず、相対的に考えない思考のこと。


勉強ができる/できない、お金持ち/貧乏、スポーツができる/できない、真面目/不真面目、、。


そうやって物事をわけて考えるのではなく、ありのままに受け入れる思想が広がっていかないと、社会は良くっていかない、的なことを言っていたかな八田さんは。


レスリングをやってる時は、常に1位を目指していたし、1位以外は負けという考え方で努力していた。


多分今もそう。


何かを成し遂げることが大学院に通っている意味であり、何かを成し遂げないのでいれば大学院に通っている意味が無い。


的な、無分別思想どころか、分別過多思想みたいになってる多分。笑笑


そういう意味では、本坊健一郎が語っていることは正に無分別思想の話であって、私自身は分別過多思想で生きているということに気づいたのでした。


本坊健一郎、、。本当にいろんなことを気づかせてくれますな~。


そんな感じでいろいろ学びの多かった一日でした。


自分自身が向上心を持っている時、どういう集団の中で、何を基準に、向上しようとしているのか。

客観的に自分自身の分別過多思想と向き合っていきたい。


おしまい!


PS.無分別/分別過多、というのが既に分別過多なのか、、?という哲学的な思想に行きそう。誰か議論しましよう。