20210404
【心技体+リーダーシップ+セルフマネジメント】
後進にお伝えしたいことは、レスリングを通じて培った諸々の経験が、人生の基礎として本当に役立つということ。
それが、表題の【心技体+リーダーシップ+セルフマネジメント】です。
命懸けで勝負に挑む日々を通じて、心技体を高めることの重要性を学んだと思います。レスリングに限らず、「ここで結果を出さねば」という局面は必ず来ます。目の前の相手が自分を倒しに来る、その相手を自分は倒さねばならない。そうしたプレッシャーを乗り越えてきた経験が、必ず役に立ちます。
また、部活動を通じて、リーダーシップを求め続けられたと思います。特に最上級生として過ごした一年間は、どうすれば人は動くのか。自分自身の振る舞いか、仕組みづくりか、部員個々人への動機づけか・・・。色々試行錯誤しながら、リーダーシップを発揮し続けたと思います。部活動と同様に、多くの物事は自分一人でどうにかなるものではなく、集団で力を発揮することが必要になります。部活動を通じて得たリーダーシップに関する知見・経験が必ず役に立ちます。
最後に、セルフマネジメントです。人生全般、求める結果を手にするには、求める結果に向けて、自分自身をマネジメントする必要があります。「勝つためにはどうすれば良いか」を考え、努力&工夫を重ねた4年間を通じて、セルフマネジメントが身に付いています。セルフマネジメントは、自分自身で人生を豊かにしていく力そのものです。レスリングとは違うフィールドでも必ず役に立ちます。
また、
宮原監督から常に伝えられてきた「主体的に動くことで、目の前の現実を変えられる。」
浪山強化委員長から常に伝えられてきた「苦しい時こそ1歩前へ。」
この2つの言葉が、人生の支えになる日が来ます。
レスリング部での日々を糧に、豊かな日々を自分の手で創っていってください!
という訳で贈る言葉でした。