20210408
本日はとある取材を受けた。あまりにも話しやすく、ついつい話すぎてしまうため「取材時に意識していることは?」と逆取材。意識していることは、「会話」とのこと。具体的は、改めてご教示くださるとのこと。「ついつい話してしまう取材術。」気になる。
— 与那覇竜太【ガッツマン】 (@yona_tter) 2021年4月8日
ついつい話すぎてしまう取材について。
本日は沖縄タイムスの方に取材を受けた。
その取材があまりにも話しやすかったため、「話しすぎてしまう取材とは?」について書いてみたい。
ーーーーーーーーーー
自分自身、レスリングでまあまあ勝っていた時期に、記者の取材を受ける機会が多々あった。
今になってみて、記者という「話を聞いて記事にまとめるプロ」に取材を受ける機会があったのは貴重な経験だったな、と思う。
これまで取材を受けてみて、圧倒的に話しやすいと思ったのは、
・しもじれいこさん
・あらかきりささん
のお二人。
そして、本日取材を受けた「がきやさん」の取材も印象的だった。
そしてがきやさんに「ついつい話しすぎてしまう程お話しやすいんですけど、取材時に意識していることはありますか?」と聞くと、「取材をする際には、会話をすることを意識している」とのお答え。
ただし、どういう会話か、については具体的にまとめて、改めて教えてくださるとのこと。大変ありがたいことです。
ーーーーーーーーーーー
「話しやすい」を理解するために、「話しにくい」を振り返ってみる。
話しにくい取材は、「クローズドクエスチョン」が多かった印象。
振り返ってみると、優勝した際の取材で「嬉しいですか?」など、記者が求めている答えを聞かれると答えにくかった。答える気も無くす。
逆に、「優勝して、どういう気持ちでしたか?」であれば答えやすい。
そういう意味では、「(記者側が知りたいことについて)こちら側に話す自由がある」ことがポイントなのかもしれない。
ーーーーーーーーーー
また、話しやすい記者は、「寄り添ってくれている感」「結果よりも、自分自身に興味を持ってくれている感」があったなと思う。
結果や次の目標についてあれこれ聞いてくるのではなく、
「これまでどういう気持ちで取り組んできたのか。」
「どういう努力や工夫をしてきたのか。」
「どういう想いで試合に臨んだのか。」
等々、結果ではなく、自分自身に焦点を当ててくれている、が大事なのかもしれない。
ーーーーーーーーーーー
ここまで書いてみて、「ついつい話しすぎてしまう取材」には、
・What:何について聞くのか= 結果か、その人のストーリーか。
・How:オープンに聞くのか、クローズドで聞くのか。
という要素が大きく寄与しているかもしれないと思う。
あと、「興味を持って聞いてくれている」というのも大事な要素かも。
変に共感されたり等はなく、「そうなんですね」と受け止めて聞いてくれている感+記者の興味から来る質問。
これも大事な要素かな。
というわけで、ついつい話し過ぎてしまう取材、についてでした。
粗々ですが、答え合わせがしたい。