20210410
翔平オリンピック決めたかー!すごず!おめでとう!@nssuw pic.twitter.com/LH0YSWE4ll
— 与那覇竜太【ガッツマン】 (@yona_tter) 2021年4月9日
翔平が東京オリンピック出場を決めた。
※翔平=小中高と同じチーム・学校でレスリングをしていた同期
心の底から凄いと思う。そして尊敬する。
まずは翔平自身の夢の舞台に立てる切符を手にしたことを祝福。本当におめでとう!
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話は表題「夢を探すこと、夢を追うこと、夢を叶えること」に移る。
私自身は「夢」について肯定的な立場で物事を考えている。
一方、「夢なんか無くても良い」という意見も見聞きする。「夢を探すことも追うことも、しんどいから。」という理由とのこと。
それ自体を否定はしないし、理解・共感もする。しかし、夢はやっぱりあった方が色々良いんじゃないかなーと思ったので整理してみたい。
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夢があると何が良いのか
夢があると何が良いのかについては、「自分」「身の回り」「次の世代」と視点を分けて書いてみる。
まず、自分について。
自分自身が掲げた夢、「オリンピック金メダル」「大学レスリング リーグ戦優勝」を目指す過程で、様々な知識・経験・出会いを得た。
夢が叶う/叶わないは別として、夢を追う過程で得られるモノが人生の基礎・財産となっている。
壺に石や砂を入れながら「1度きりの人生、限られた時間を何に使うか」について説く話しがあるが、夢を追うと必然的に自分の時間とエネルギーを投入する対象が絞られる。そして、気付けば人生の基礎が出来上がっている。
夢を追う過程はしんどいことも多々あるが、振り返ってみると、しんどい経験も含めて自分自身の財産になる。
特に、挑戦する勇気、小さな成功体験を積み重ねることで得られる自信、は、人生の色々な場面で自分の支えになる。
次に、身の回りについて。
夢を追う過程そのものが、周囲の人々へ元気・勇気を与える。「自分自身の行動が周囲にポジティブな影響を与える。」それだけで、充分すぎるほどの価値がある。
上記に加え、「運は他人がもたらしてくれるもの」ということも付け加えたい。
何かを頑張っている人を応援したくなるのは、人間の心理だと思う。そして、できることがあれば力になりたい、と多くの人が思ってくれる。
夢を追う過程で多くの人が応援・サポートしてくれることはもちろん、何かあった時に、自分自身にチャンスを与えてくれるのも周囲の人々。
夢を追う過程で身の回りの人々に与えてきた元気・勇気が、違う形で自分に返ってくる。
周囲の人へ元気・勇気を与える。そして、自分自身を周囲の人が助けてくれる。
これも夢を追う過程を通じて得られる財産。
最後に、次の世代について。
「後世への最大遺物」という本がある。この本は、大学時代に大変お世話になった佐藤康一郎先生にいただいた本。
その本の中に、後世に残せる遺物として
『勇ましい高尚なる生涯』
があると説かれている。
夢を追う過程では、多くの困難にぶつかる。そして、困難を乗り越えなければ夢は叶わない。
その困難に立ち向かう姿勢・困難を乗り越える生き様が後世にポジティブな影響を与える。
冒頭の「翔平がオリンピックに出場を決めた」ことを通じて、沖縄でレスリングをしているキッズの多くは、「翔平選手みたいになりたい」と憧れを抱くと思う。
そうして、実際にオリンピックに出場する選手も出てくると思う。
オリンピックに限らずとも、自分自身が夢を追う過程そのものが、後進の役に立つ日が必ず来る。
自分たちが、親・先生など、たくさんの大人に手を引っ張ってもらってここまで来たように、自分たちが次の世代の手を引っ張る番が来る。
直接的に手を引っ張らずとも、夢を追う過程を見せることそのものが、次の世代にとって良いことだと思う。
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というわけで、夢を探すこと、夢を追うこと、夢を叶えること、というお話でした。
もし夢がなくても、夢がないことに焦る必要もないし、「夢」を壮大に捉えすぎる必要もないと思う。
レベルの高低や規模の大小に関わらず、「これをやってみたい」と思うものを「夢」と捉えてチャレンジしていくことそのものに価値がある。
「楽しそうに生きている」だけで、周囲の人にも良い影響がある。
「夢」=「自分がなりたいもの・やってみたいこと・ほしいもの」と捉えて楽しみながらチャレンジすることをおすすめしたい。
というわけで、私も翔平のオリンピック出場からとてもとても勇気をもらいました。
本当におめでとう!