20210301
人と関わる上で大事にしていることが幾つかある。
その内の一つ「勝手に期待して勝手に怒らない」を本日はご紹介。
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勝手に期待して勝手に怒らない。
これを思ったのは高校生の時。
部活で「おい一年!なんでやらないんだよ!」的な言葉を耳にした時、非常に違和感があったことを覚えている。
「『なんでやらないんだよ!』の前にお前はやれと言ったのか」
と不愉快に思った。
なぜ不愉快に思ったか。
受け手視点に立った時に、共有されていない前提について理不尽に怒られているから。
別に1年は悪くないだろうと。
怒る前に、その前提を共有しろと。
そう思った記憶がある。
悪いのは一年じゃなくて、指示も出さずにただ怒っている幼稚なお前だろうと。
勝手に期待して勝手に怒るなと。
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自分自身は上記のようなコミュニケーションは本能的に嫌いなため、
相手に対して自分自身が持っている前提や暗黙知は積極的に伝えようとする。
ある集団に一定期間以上所属している人には分かることも、新人などは分からないことも多い。集団にとっては当たり前のことも、分からなければできない。
勝手に期待して勝手に怒る前に、まず自分が伝えたのかを振り返った方が良いですよね。というお話。
おしまい。
追記
親しい仲になればこそ「分かってると思ってたのに」等、勝手に期待して勝手に怒ってしまうようなケースもありますよね。